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40°C超え

大型の仕事も何とか納期に間に合わせることが出来ました。
その翌日の受診の時に、発熱が続いていることを報告しました。
WBCも5000あり、健康な人なら正常範囲なのだけれど、
私の通常から考えると倍増しています。

ということは、体内のどこかで感染している可能性が高い。
一番可能性が高いのはやはり病巣が多発している肺炎といえるとのこと。
あらたにクラビットを処方されて、治療は予定通り行いました。
ジェムザール、ロゼウス、ハーセプチン、パージェタ、ランマーク。

点滴中は案外気分も良く、他の患者さんとおしゃべりしたり、
楽しく過ごしました。
帰りも、乗り換えの駅で買い物しようかな~と思う程度には
元気が残っていました。
それが、最後の私鉄の電車の中で震え始め、「これはまずい」
と思って最寄りの駅からはタクシーに乗りました。
そしたら、もう歯はガクガク音が出るほど、膝はブルブルと震える
激しい悪寒が発現しました。

なんとか家に辿り着いたものの、その後40.6度まで上昇しました。
ロキソニンを飲み、数時間後には37度代まで下がりましたが、
正直本当にキツかったです(>_<)

ここまで上がると、一旦熱が下がっても倦怠感、頭痛、食欲不振、
それに加えて股関節まで痛くなって、またもや寝たきりでした。

「もう長くないのかな・・・」
ということが頭をよぎります。
いわゆる終末期になると、腫瘍熱という発熱がしばしば見られます。
感染が否定されない以外は、熱型もその他の症状もかなり合致します。
食欲もなく、体重も落ちているし・・・

と、ネガティブなことが本当に一瞬頭をよぎることがあるのですが、
基本的には「ま、どうにかなるか」と思っています。
ただ、できないことが、1つずつ増えている気はします。
外に出ること、体力を要すること、気を使う他人に会うこと、
こういうことは私の中からどんどん「できないこと」に位置づけられて、
なんとなく「老い」と早めに向き合っている感じです。

ただ、それでも数年前には右手が麻痺してPCも打てなかったし、
横になって休むこともできなかったわけで、その時に思っていた希望は
ほとんど叶えられているわけです。
「あ~、横になってゆっくり休みたい」
「手がちゃんと動いてくれたら・・・」

今は、「寝たきり」になることも可能だし、
少々の熱があっても座ったままでできる仕事をさせれもらえて、
顔が洗えるくらいきちんと手が動く。

今日一日できることにフォーカスを置いてみたら
随分気持ちが楽になったことがあったけれども、
今はそのタームがもっと短くなって、次に熱が上がるまでの数時間、
そこで出来る事はなにか、と考えるようになってきました。
こうして、最後は次の呼吸はできそうだ、
という段階に近づいていくのかも知れません。

これは悲観的なことではなく、そういうものなんだ、ということです。
遅かれ早かれ、必ず訪れる死の時まで、どうやって生きるのかは
その条件じゃないのだろうな、と思うわけです。
次の呼吸ができるかな、あ、できた。
こうして「生きている」ことの意味が、若い時、元気な時には
全く理解ができませんでした。
「生きがい」とか、「生きる意味」とか「生きる目標」とか・・・
実は、そういうものが逆に生きるための自由を束縛しているのかも知れません。
一呼吸できることが、本当に喜びと思えるようになったら、
本当にすべてのことは「喜び」になるのかもしれません。

もちろん、私自身はそこまで到達していませんが・・・・。
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プロフィール

yuikomachi

Author:yuikomachi
乳がんステージⅣ。
低用量抗癌剤治療を受けています。
病歴については8回シリーズのブログ(第一回はこちらをご覧ください。
6歳男児あり。

元ナース、CROの経験を生かして、在宅でメディカル翻訳しています。

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