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アバスチンも使えないかも・・・・。

上がり続けるマーカーと画像上の増大を見ると、
今肺に巣食っている癌細胞は、全然薬に反応していません。

そこで、次の手として考えられたアバスチン。
なんとなく、これは効きそうな予感♪がしていました・・・
ところが、この薬は血栓による死亡率が0.8%との報告があり、
事前に血液検査を実施しまいた。
血栓のリスクはD-ダイマーという凝固系の検査なのですが、
基準値は1.0で、3.0を超えると、アバスチンの血栓合併率も
上昇するという結論が出ているらしいのです。

で、私は、3.6。
え?
家族性を見ても、卒中(脳・心臓ともに)はほとんどいないし、
血小板も低いし、実際血は固まりにくいし・・・全く予想外でした。
どうやら、がんが多発していると、その周囲で小さな出血が起こり、
それを溶解しているために上昇することもあるという。
いずれにせよ、体内で血栓らしきものが作られていることは確かなのです。

そうすると、3.0を超える場合の死亡率がどのくらいなのか?
仮に2%としよう(これはイレッサの死亡率と同様)。
自分がその2%に入るかどうかは、だれもしる由がない。
でも、もし入ってしまったら、もう取り返しがつかないことになる・・・
つまり、この薬を使わなければ2%を超える確率で死亡する、といった場合、
リスクを考えても使う価値はある(のかもしれません)。

要するに、統計的な数字を、自分にあてはめて推測することは、
非常に非常に難しい判断となります。
それが取り返しがつかないものであれば尚更です。

結局、ドクターは、これを使わなければ死亡する危険が高いとは
考えていないようで、しばらく様子を見てみることにしました。
ハラヴェンが効いてくれればそれでよし。
あまり期待できなければ、やっぱり使うという決断もあり得る。

プラセボ効果で、薬を使った途端に「ああ、血栓ができる~」
と思い込んで、血圧が上がって、本当に血栓ができちゃうかも???

例によって、ドクターに話された時はちょっと落ち込みましたけれども、
こういう話を他人にしているうちに、「結局は直感が大切ということか?」と
ちょっと開き直ってきました。

本当に、医療における統計的な数字は患者にとって全くもって
非常にわかりにくいものでございます。
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プロフィール

yuikomachi

Author:yuikomachi
乳がんステージⅣ。
低用量抗癌剤治療を受けています。
病歴については8回シリーズのブログ(第一回はこちらをご覧ください。
6歳男児あり。

元ナース、CROの経験を生かして、在宅でメディカル翻訳しています。

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